海藻 と海草との違いとは?海藻の栄養価は?

海藻 と海草との違いとは?海藻の栄養価は?

海藻 と海草との違いとは?海藻の栄養価は?

こんにちは!モトパネライです。

海藻と海草ってそういえば違うなと思って書くことにしました!

海藻 と海草との違いとは?海藻の栄養価は?

海藻

海藻と海草の違いとは?

「海藻サラダ」の海藻

海草と表記されることもありますが、何か違いがあるのでしょうか?

実は違いがありまして、

「海藻は胞子により繁殖するのに対し、海草は種子で繁殖します。」

僕たちが食べているのは、ほとんどが海藻の方なのです!

海藻について少し。

とさかのりってありますよね。

こんなの

海藻

とさかのりはもともと同じ紅藻海藻で赤は塩蔵し天日干しで鮮やかな紅色にします。

青(緑色)はアルカリ処理で鮮やかな緑色にします。

色素を変化させる加工工程が違うのです。

わかめは湯通しすると、なぜ鮮やかな緑色になるのか?

わかめに含まれる色素には緑色のクロロフィルと赤褐色のフコキサンチンがあり、タンパク質と結合し存在しているが、湯通ししたことでタンパク質が変性しフコキサンチンが黄色を呈するようになり、クロロフィルの緑色が現れるために鮮やかな緑色となるそうです。

めかぶって何でしょう?

めかぶはわかめの根元と言える部分の「胞子のう」で、ひだ状になっているところです。

海藻

海藻の栄養価は?

海藻には水溶性食物繊維が豊富に含まれており、水溶性食物繊維は食後の血糖値の急激な上昇を抑制する。人間に必要な多種の栄養素を含んでいます。

  • わかめ

ワカメに多く含まれる栄養素は、食物繊維アルギン酸フコイダンなどで、血中コレステロール値を下げたり、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐなどの効果があると言われています。

  • めかぶ

めかぶに含まれる栄養成分の代表格が「フコイダン」「アルギン酸」です。

フコイダンには、細胞を活性化させ、風邪やインフルエンザなどの菌に対しての「免疫力」を高める効果があると言われています。

また、フコイダンは毛母細胞(もうぼさいぼう)を活性化させるため「発毛の新陳代謝」を促し、健康で美しい髪を作る効果があると言われています。

さらに「アルギン酸」には、胃腸の調子を整え便を柔らかくし排便を促す効果があると言われています。

またアルギン酸に含まれる「カリウム」の働きが、体内の塩分を吸着。血圧を下げる効果や、血中コレステロールや血糖値の上昇を抑える効果がある言われています。

さらに、めかぶに含まれるヨウ素(ヨード)基礎代謝を促し細胞の新陳代謝を活発にします。そのため、成長期には「発育を促進する働き」があると言われています。

また、カルシウムも多く含まれているため「骨の形成」「骨粗鬆症の予防」に効果的と言われています。

  • こんぶ

コンブは特に豊富な食物繊維鉄分カルシウムなどが含まれており健康食品として人気があります。

1908年に池田菊苗が、日本では古来から食材などとして使われてきた昆布の旨み成分がグルタミン酸であることを発見し、これがうま味調味料の「味の素」となった。

他にも、コンブにはヒトにとっての必須元素であるヨウ素を多量に含有している。

まとめ

代表的な海藻をピックアップしましたが、このように、健康に必要な成分が多く含まれていることがわかります。

美容と健康のためにも、海藻を食べる習慣をつけてもいいですね。

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熊本県宇土市に本社を置き、主に海藻の加工販売を手がけるカネリョウ海藻株式会社が制定。ワカメや昆布、もずくなどを使い、食物繊維やミネラルなどが豊富で低カロリーの「海藻サラダ」を多くの人に味わってもらうのが目的。日付は日本で最初に「海藻サラダ」を作った同社の髙木良一会長の誕生日(1930年9月24日)から。