防火 対策!住宅用火災警報器を設置しましょう!

防火 対策!住宅用火災警報器を設置しましょう!

防火 対策していますか?住宅用火災警報器を設置しましょう!

こんにちは!モトパネライです。

皆さんは防火・防災の対策をしっかりしていますか?

これからの季節、空気が乾燥して、モノが燃えやすくなります。

寒くなるので、当然、暖房器具なども使用する頻度が多くなり、

使用上、注意しないと危険なことになってしまうことが多くなります。

今回は防火・防災についてお話します。

防火 対策!住宅用火災警報器を設置しましょう!

令和元年版 消防白書より比較的身近な内容をまとめてみました。

令和元年 出火原因

平成30年中の出火件数3万7,981件のうち、失火による火災は全体の73.2%であり、その多くは火気の取扱いの不注意や不始末から発生しているそうです。

出火原因別にみると、たばこが3,414件と最も多く、次いでたき火が3,095件、こんろが2,852件となっています。

「たばこ」による火災の半数以上は不適当な場所への放置によるものらしいです。

たばこによる火災は、3,414件で全火災の9.0%を占めていて、主な経過別出火状況をみると、不適当な場所への放置によるものが2,142件と半数以上を占めているようです。

昔から、たばこの火の不始末が原因というのは、聞いていましたが、未だに多いんですね。電子タバコの普及もあり、減少傾向にあるのでしょうね。

「放火」及び「放火の疑い」の合計は減少しているらしく、

放火による出火件数は、おおむね減少傾向が続いていて、平成30年中の放火による出火件数は2,784件と前年に比べ減少しており、全火災の7.3%を占めているようです。

これに放火の疑いを加えると4,761件で、前年に比べ減少し、全火災の12.5%となっています。

減っているとは言うものの、結構多いような気がしますね。

「こんろ」による火災の大半は消し忘れによるものだそうです。

こんろによる火災は、2,852件で全火災の7.5%を占めていて、こんろの種類別では、ガスこんろによる火災が2,470件と最も多いです。

主な経過別出火件数をみると、消し忘れによるものが最も多いようです。

コンロの消し忘れには十分注意しましょうね!

火災種別ごとの状況

(1)建物火災

平成30年中の建物火災の出火件数は2万764件となっています。

ア 建物火災の53.1%が住宅火災で最多

建物火災の出火件数を火元建物の用途別にみると、住宅火災が1万1,019件と最も多く、全体の53.1%を占めています。

イ 建物火災の39.5%が木造建物で最多

火元建物の構造別にみると、木造建物が最も多く、8,196件となっています。

火元建物以外の別棟に延焼した火災件数の割合(延焼率)を火元建物の構造別(その他・不明を除く。)にみると、木造が最も高くなっています。

火元建物の構造別に火災1件当たりの焼損床面積をみると、木造は全建物火災の平均の約1.5倍となっています。

また、出火件数を損害額及び焼損床面積の段階別にみると、損害額では1件の火災につき10万円未満の出火件数が全体の54.9%を占めている。

焼損床面積50m²未満の出火件数は、全体の78.3%を占めています。

ウ 全建物火災の51.5%で放水を実施

火元建物の放水開始時間別の焼損状況をみると、消防機関が火災を覚知し、消防隊が出動して放水を行った件数は、2万764件のうち1万684件となっています。

エ 30分以内に鎮火した建物火災件数は2,883件

消防隊が放水した建物火災のうち、放水開始後30分以内に鎮火に至った件数は2,883件となっており、このうち放水開始後21分から30分までに鎮火に至ったものが1,013件と最も多くなっています。

木造建物は最も多いというのは、木造建物自体の軒数が多いので、数字としては多くなるのは当たり前のような気がします。「木造じゃないから大丈夫!」なんてことはありません。構造関係なく、気を付けるべきですね。

(2)林野火災

平成30年中の林野火災の出火件数は1363件(前年比79件増)、焼損面積は606ha(同332ha減)、死者数は9人(同1人減)、損害額は2億237万円(同6億9,799万円減)となっています。

林野火災の出火件数を月別にみると、3月に最も多く発生しており、次いで4月、2月と、降水量が少なく空気が乾燥し強風が吹く時期に多くなっています。

林野火災の出火件数を原因別にみると、たき火によるものが428件(全体の31.4%)と最も多く、次いで火入れが258件(同18.9%)、放火(放火の疑いを含む)が109件(同8.0%)の順となっています。

(3)車両火災

平成30年中の車両火災の出火件数は3,660件(前年比203件減)、死者数は70人(放火自殺者等29人を含む。同22人減。)、損害額(車両火災以外の火災種別に分類している車両被害は除く。)は19億605万円(同1,852万円増)となっています。

車両火災の出火件数を原因別にみると、排気管によるものが627件(全体の17.1%)と最も多く、次いで交通機関内配線が353件(同9.6%)、放火(放火の疑いを含む)が242件(同6.6%)の順となっています。

住宅防火対策の現況

平成30年中の放火を除いた住宅火災の件数(1万269件)は、放火を除いた建物火災の件数(1万9,430件)の約5割となっています。

また、放火自殺者等を除く住宅火災による死者数(946人)は、放火自殺者等を除く建物火災による死者数(1,051人)の約9割となっています。

さらに、住宅火災による死者の約7割が65歳以上の高齢者となっている。

平成16年の消防法改正により、住宅用火災警報器の設置が、新築住宅については平成18年6月から義務化され、既存住宅についても平成23年6月までに各市町村の条例に基づき、全国の市町村において義務化されました。

消防庁では「住宅用火災警報器設置対策会議」を開催し、同会議において決定された「住宅用火災警報器設置対策基本方針」を踏まえ、全国の消防本部等において、消防団、女性(婦人)防火クラブ及び自主防災組織等と協力して、設置の徹底及び維持管理のための各種取組を展開しています。

令和元年6月1日時点で全国の設置率は82.3%、条例適合率は67.9%となっており、都道府県別にみると設置率及び条例適合率は福井県が最も高くなっているそうです。

まとめ

高齢者の方が住む住宅には住宅用火災警報器の設置は急務ですね。

11月9日の記念日

いい地球の日

IT断食の日

赤塚FFCの日

えのすいクラゲの日

タピオカの日

アイシングクッキーの日

いい靴の日

クレープの日

歯ぐきの日

パソコン検定の日

119番の日

一般社団法人日本記念日協会

119番の日

1987年(昭和62年)に当時の自治省消防庁が消防発足40年を記念して設けた日で、一般の人にもっと防火・防災の意識を高めてもらおうというのが狙い。11月9日にしたのは、消防のダイヤルナンバー119にちなんで。