国産小ねぎ とは?各地の種類と特徴
- 2020.10.23
- フード
国産小ねぎ とは?各地の種類と特徴
こんにちは!モトパネライです。
今回は国産小ねぎについてお話します。
国産小ねぎとは?種類は?
国産小ねぎ とは?各地の種類と特徴
国産小ねぎとは?
小ねぎ(こねぎ)とは、青ネギ(葉ネギ)を若取りしたものである。細ねぎ、万能ねぎなどとも呼ばれるます。
葉鞘径が5mm程度、長さ50cm程度のものが一般的で、100g単位で袋詰めされた形態で市販されていることが多い。
各地の農業協同組合でブランド化が図られており、下関市の安岡ねぎ、福岡県朝倉市の博多万能ねぎ、佐賀県唐津市のうまかねぎ、大分県の大分味一(あじいち)ねぎ、高知県のやっこねぎ、宮城県の仙台小ねぎ、名古屋市のなごやっこ葱など各地で栽培されたものが流通しています。
栽培方法は?
一般的にビニールハウスを利用した施設栽培が行われており、周年で出荷が行われています。
小ねぎの栄養
小ねぎはビタミンC、A、Kのビタミン類、葉酸、カルシウムなどの栄養をバランスよく含んだ緑黄色野菜です。小ねぎは白ねぎに比べると,カルシウム、ビタミンC、カロテンの栄養価が優れています。
各地の小ねぎの種類と特徴
博多万能ねぎ
福岡県 JA筑前あさくら 博多万能ねぎ部会
福岡県朝倉市で栽培されている小ねぎ。日本初の空輸野菜「フライト野菜」として、全国に出荷されており、もともと白ネギ文化だった関東へ青ネギ文化を広めたのはJA筑前あさくらの博多万能ねぎ部会である。その功績もあり、1986年(昭和61年)に第15回日本農業賞、第25回全国農林水産祭で天皇杯を受賞している。「万能ねぎ」は商標登録されており、万能ねぎと呼べるのはJA筑前あさくらから出荷された「博多万能ねぎ」のみである。「生でよし、煮てよし、薬味によし」と三拍子揃っていることから、「博多万能ねぎ」と命名された。
安岡ねぎ
山口県 JA山口県 下関小ねぎ部会
「ふくねぎ」とも呼ばれる。東京ではふぐとの関係で、魚市場で取引される。主に、福江、横野地区で栽培されている。ハウスの中で水を調節しながら育てる。また、成長に応じて中ねぎ、大ねぎとしても横野地区にあるJA下関の青果市場に出荷している。その他、各種ねぎを栽培しているが、総称して安岡方言で「ネブカ」と呼んでいた。下関のふぐ鍋の定番ネギであり、ふぐ鍋以外にも、うどん、瓦そばなどにパラパラとふりかけても美味しい。
うまかねぎ
佐賀県 JAからつ うまかねぎ部会
早朝収穫でみずみずしい大分味一ねぎ。大分県では「The おおいた」ブランドとして全国へ出荷し、平成29年度販売額10億円を達成しました JAおおいたでは、東部事業部・北部事業部を中心に栽培されています小ネギは、夏場は約60日、冬場は約120日で収穫を行うことができ、周年栽培・周年出荷が可能。夏場は薬味需要で繁忙期になります。。
佐賀県の小ネギ産地として有名な松浦東部地区。この地域で生産されている小ネギは“うまかねぎ”というブランド銘で売り出されており、味も香りも揃った唐津市自慢のねぎだ。刻んでも輪がつぶれないシャッキリとしたねぎで、日持ちもすることから、近年は地元だけでなく、関東地方での需要も高まっている。栽培はすべてハウス内で行われ、風、光、水の細かく管理しながら育てられている。薬味や鍋料理といった定番料理はもちろん、生のままサラダに入れてもおいしく食べられる。
大分味一ねぎ
大分県 JA中津下毛 大分味一ねぎ部会
「大分味一ねぎ」とは大分県で生産される「小ねぎ」のブランド名のことで、大分県を代表する一品です。「小ねぎ」は一般的に「万能ねぎ」や「青ねぎ」という名前で呼ばれていますが、私たちの「大分味一ねぎ」も、「博多万能ねぎ」さんや「高知やっこねぎ」さんと同じ小ねぎのブランド名です。「大分味一ねぎ」は良質な有機物がいっぱい入った肥沃な土で、夏場は60日、冬場は120日とじっくり日数をかけて育っているので、ビタミンやミネラルを多く含んだ香り高いピカイチおいしい小ねぎに仕上がっています。すなわち「大分味一ねぎ」とは名前の通り「味もピカイチ!」「香りもピカイチ!」ということです。
やっこねぎ
高知県 JA土佐香美 やっこねぎ部会
小ネギは青ネギの一種、細ネギ系の品種を改良したもので、高知県ではハウス栽培で周年生産しています。その中で最も生産量が多いのが「やっこねぎ」です。「やっこねぎ」は、緑の部分の多い、香りも、歯ざわりもとてもやわらか。生で薬味にするのはもちろん、火を通し煮たり、炒めたりするとグンと甘みとコクが増します。
保存方法は、開封前ならそのまま、開封後は紙に包み、冷蔵庫の野菜室で保存してください。洗ったものは早めに使いきり、残ったら刻んで密封容器に入れて冷蔵・冷凍してください
仙台小ねぎ
宮城県 JAみどりの 仙台小ねぎ部会
薬味として欠かすことのできない小ねぎ。鮮やかな緑色の葉の部分にはβカロテンとビタミンCが多く含まれています。宮城県では涌谷町農協小ねぎ部会の「仙台小ねぎ」・いしのまき農協スリムねぎ部会の「スリムねぎ」がブランド化に取り組んでいます。
なごやっこ葱
名古屋市 JAなごや 丸前出荷組合
水耕栽培で作られており、名古屋市立の小学校給食にも使われている
小ねぎの保存方法
・切らずにそのまま保存。
暗くて涼しい場所にそのまま立たせて保存する。
ねぎの特性上、立てて保存すると、長持ちする。
・使いやすい大きさにカットして冷蔵保存(3日以内に使うのがベスト)
・使いやすい大きさに切って冷凍保存(3週間程度)
まとめ
産地によって、いろいろ個性があるので、それぞれ試してみたいですね。
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国産小ねぎ消費拡大の日
福岡、大分、佐賀、高知、宮城の各県の全国農業協同組合連合会の県本部で作る「小ねぎ主産県協議会」が制定。国産小ねぎの販売促進が目的。日付は「小ねぎ記念日」が11月23日なので、その23日を毎月のものとしたもの。
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